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動物病院ではメンタルヘルス不調が多い?メンタルヘルス不調ってなに?

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動物病院ではメンタルヘルス不調が多い?メンタルヘルス不調ってなに?

動物病院ではメンタルヘルス不調が多い?メンタルヘルス不調ってなに?

2023/06/18

メンタルヘルス不調というと、何か病名がつくものだと思われているかもしれませんが、メンタルヘルス不調とは「心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題」を広く「メンタルヘルス不調」と呼びます。

自分自身が疲れているかも?、なんだか後輩の様子が気になるなど、早めに気付いて予防することが大切です。
今回は、メンタルヘルス不調の基本的なことをお伝えし、心の健康に気を付けていただければと思います。

メンタルヘルス不調とは?

Mental Disorder

日々生活していると、何かと「ストレス」を感じます。
このストレスという言葉。なんとなく悪い時に使うイメージが多いですが、そもそもストレスという言葉の意味はなんでしょうか?

ストレスとは「ある刺激に対応して心身に生じる反応状態」のことで、良いストレスと悪いストレスがあります。ストレスとは本来、それ自体は悪いものではなく、適度なストレスはイキイキとした活動には必要なものです。良いストレスとは、スポーツ観戦で、喜んだり、悔しい思いをしたりする。上司からの期待を感じて、モチベーションが上がるなどです。また、悪いストレスとは、休みなく働き続け、疲れてやる気がおこらなくなる。蒸し暑い部屋の中での作業で不快 を感じるなど、心理的なもの以外に、物理的なものもストレスと成りえます。

 

心に負荷(ストレス)がかかり過ぎると、体調や態度、物事への考え方などに通常と異なる変化が現れます。「心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題」を広く「メンタルヘルス不調」と呼びます。

メンタルヘルスにおける誤解と予防

メンタルヘルス不調は治らない?

誤解その1:メンタルヘルス不調は心の弱い人の問題である

 メンタルヘルス不調の起こりやすさには個人差がありますが、もともと資質の無い人でも、強いストレス状況下では起こる場合があります。

誤解その2:メンタルヘルス不調は治らない

 治療効果は十分にあり、うつ病などは完全に回復するケースも多い。

 

心の健康問題は、誤解・偏見を払拭して考えることが必要です。

メンタルヘルス不調は、ストレス過多の状況下 においては、誰にでも起こりうるものです。こころの強い、弱いは関係ありません。 

そして、メンタルヘルス予防のポイントは3つあります。

1.ストレスへの気づきをよくすること
自らのストレス状態を客観的に見ることを習慣 化してみましょう。

2.メンタルヘルスへの理解をすすめること
メンタルヘルス不調を理解するために、小冊子 やオンライン記事などでメンタルヘルスへの知 識を高めましょう。

3.相談すること 話を聞いてくれる人を持ちましょう。

体に起こる不調を体調不良というように、風邪を引いたかな?と感じると少し体を休める、労ったりすると思います。メンタルヘルス不調も同じです。少し疲れたかな?と思うと、心を休めてあげる必要があるのです。

現代人に多いメンタルヘルス不調

Self Care

現代病とも称されるうつ病を含む精神疾患は、日本だけの問題ではなく、世界的にもこころの病の対策が重要課題としてあげられています。世界保健機関(WHO)の報告書によると、うつ病患者は2015年時点で世界で推計3億2200万人に達し、05年比で18%以上も増加。うつ病患者数の割合は全世界人口の4%を超えている一方、その多くが正しい診断や適切な治療を受けられていないとの指摘もあります。世界的にみても精神疾患に関する対策は喫緊の課題です。

 

また、アメリカの保険会社ブルークロス・ブルーシールズ(BCBS)が被保険者の12歳〜64歳の4100万を対象にしたアメリカ国内で行った調査結果では、2016年までの5年間でうつ病と診断された患者数は33%増加し、年代別では、12歳〜17歳の増加率63%に次いで、働きざかりを含む18歳〜34歳が47%という結果になっていいます。

これらの精神疾患の増加の要因として、「スマホやパソコンなどの電子機器使用の増加と睡眠障害の組み合わせ」との可能性があると言われています。「社会的孤立やSNSの使用をはじめ、競争社会、離婚率などの増加やその他のあらゆる問題が、うつ病増加に影響している可能性がある」ということのようです。これは日本国内の精神疾患患者の増加要因とも酷似しており、ストレス社会で生きる現代人の傾向をあらわしているともいえるでしょう。

副腎疲労症候群?

現代人の疲労をかんがえる

仕事、家庭、経済、人間関係などのストレスや、偏った食生活や運動不足といったライフスタイルの乱れによって副腎の機能低下が続くと、ホルモンバランスが乱れ、慢性的な疲労、精神不安、食欲不振、下痢、アレルギー症状などの様々な症状を引き起こします。

これが、副腎疲労(アドレナル·ファティーグ)症候群と呼ばれている病態です。

正式な病気と認知されているものではなく、通常行われている医療の中では治療の対象とはされていませんが、アメリカにおいては、30年以上前から、このような病態があることが示され、種々の検査や治療法が導入されています。

副腎疲労症候群における基本的治療は、行動様式と生活習慣の変容で、適切な睡眠や定期的な運動、リラックス手法が推奨されています。そう思うと、疲れやすい現代に生きる私たちだからこそ、基本的な生活習慣を考える必要がありそうですね。

まとめ

Conclusion

どうでしょうか?

「副腎が疲労する」

この言葉を聞いた時、私自身はなんだかスッキリ?腑に落ちた気になりました。私たちの生活を考えると、インターネットの普及やIT技術の進化に伴い、さまざまなことが便利になりましたが、その中で私たちもその進化に対応するべく、とても忙しい毎日を送っていると思います。ふと、その進化に体、人間がついていってないのかな?と思ったりします。

私自身、「疲れたかな?」と思うときは、何よりも睡眠を取るように心がけています。メンタルヘルスの取り組みは、まずは自分自身の体の健康に取り組むこと、自分自身のことを気にかけてあげるセルフケアから始まると思います。

体に余裕がなくなると、心にも余裕がなくなりますよね。心に余裕を持つために、日々体の健康に務めることは、現代を生きる私たちにとって、とても大切なことですね。

 



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