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動物病院でのWell-being

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動物病院でのWell-being

動物病院でのWell-being

2022/03/20

Well-beingとは、言葉本来の意味は“良い状態(であること)”、“幸福(な状態)”という意味です。“Happiness”という言葉が“幸せ”と訳されますが、これはあくまで感情的で一瞬しか続かない幸せとされ、一方、well-beingは持続する幸せと捉えられています。

このWell-beingという言葉は、元々は社会福祉・医療・心理などの分野で使われていた用語ですが、昨今ではそれ以外でも使われるようになっています。その背景には、多様性を認める社会、企業における人材不足、SDGsの視点、働き方改革が要因として挙げられます。

 

Well-beingとは

より良く生きる

Well-beingの定義

well~beingを知る

 

well-beingとは、直訳すると「幸福」「健康」という意味がありますが、この考え方は、世界保健機構憲章における条文においての「健康」の定義から発展させたものといえます。

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会仮訳)“

この解釈に基づくとwell-beingとは、幸福で肉体的、精神的、社会的全てにおいて満たされた状態のことを指します。

 

Well-beingを満たす要素

5つの構成要素

well-beingを構成する要素は5つとされており、well-beingを構成する要素の中でも、Careerにおける幸福度が充実することがwell-beingにおいて重要とされています。
 

 Career キャリアに対する幸福 

仕事してのキャリアだけでなく、人生もキャリアの一部として捉え、日々をどのように過ごし、目標に向けて動機づけられているか

 Social 人間関係に関する幸福 

交流している量ではなく、信頼でき、愛情のある人間関係であるか、お互いにサポートしあえる人間関係や愛があるか

 Financial 経済的幸福 

報酬を得られているか、報酬に納得できているか、経済的に余裕を持つことでストレスを減らし安心感を高めているか

 Physical 身体的な幸福 

心身ともに健康で、不自由なく思い通りに行動することができているか、日々の仕事をやり遂げるためのエネルギーは十分か

 Community コミュニティに関する幸福 

主なコミュニテイとして、居住地や家族、親戚、友達、学校、職場などの安全性や郷土愛はあるか

 

一人一人がより良く生きる、持続する幸せを得るためには、いくつかの構成要素が必要であることが理解できますね。

 

なぜ今、Well-beingが注目を集めているのか

背景を知る

多様性を認める社会

ダイバーシティとは、「多様性」という意味があり、人種や宗教、性別、ワークスタイルなどにとらわれない考え方をいいます。グローバル化が進む今後は、さまざまな考え方やバックグラウンドを持った人とコミュニケーションをとる機会が増えていくはずです。獣医業界においても、外資資本の参入や様々な価値観や考え方を持つ人たちが増えています。その際に、それぞれの能力をフルに発揮させ、コミュニケーションを円滑にとるには、多様性を認めることとウェルビーイングが必要だと考えられています。

 

人材確保

今後日本では、少子高齢化が進み、今から約45年後の日本における労働力人口は、2016年のときと比べると約4割減少するという結果がでています(みずほ総合研究所調査による)。さらに労働力率は50%ほどまで低下すると見られており、2016年と同等の数値にするには、女性の労働力を男性並みに引き上げる必要があるといわれています。女性の労働力率をアップさせるには、「病気治療と仕事の両立」「育児と仕事の両立」「働き方改革」への理解と支援が必要であるという結果になり、ここでも、ウェルビーイングの考え方が求められるようになると考えられています。

SDGsの一部に組み込まれる

「SDGs(エスディージーズ)」とは、持続可能な開発目標のことです。2015年9月の国連サミットの採択内容に記載され、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標として掲げられています。SDGsは全部で17項目あり、3つ目に「すべての人に健康と福祉を」という項目が設けられ、ここでもウェルビーイングとの関係を考えさせられます。

働き方改革

2019年4月からおこなわれるようになった「働き方改革」では、長時間労働の是正や、多様で柔軟な働き方ができるように改革していく必要性があり、動物病院においてもその影響を受けているはずです。また、2020年に問題となった新型コロナウイルス感染症も1つのきっかけとなり、スタッフ間のコミュニケーションの変化、それに伴う精神面の不調やストレスを抱える事例も多くなっています。コミュニケーション不足によるこれらの弊害は、より働き方に対して、ウェルビーイングの視点を持って従業員へ関わる事を示しています。

企業によるWell-beingの取り組み

味の素株式会社 
「人財に関するグループポリシー」を作成し、社員の心と身体の健康維持や推進ができる職場環境づくりを実施。具体的には、全員面談を実施し、社員1人1人に応じた健康支援をしています。また最低でも年1回は、産業医・保健スタッフとの面談をおこなっているのが特徴です。

 

株式会社イトーキ
2017年には「健康経営宣言」を制定して、健康促進や禁煙、運動推奨、メンタルヘルス、食事などさまざまな項目を設け、仕事などの活動を最大限に発揮できるような空間や、心身の健康を維持するための空間を意識したオフィス作りをしています。

動物病院でWell-beingに取り組むメリット

より良い働く環境

ここまでで、well~beinggがひと、一人一人にとって重要な意味をなす事をご理解いただけたと思います。では、動物病院がwell~beingを導入するメリットはあるのでしょうか?

離職する人が減る

仕事へのモチベーションや満足度がアップすると、勤めている組織への不満が減り、その結果従業員は居心地の良い組織に長く勤めようと考えます。そうすれば離職する人が減るため、採用にコストばかりかかるといった現象を食い止めることができます。

また、離職する人が減るということは、会社への愛着度がアップすることにも繋がります。そうすると、「会社をさらに良くしていきたい」などと考え、幹部になることを目指す人が増えていく可能性もあります。そういう人材が管理職になることにより、部下への教育も行きわたり、総合的な組織力を高められることにつながります。この、管理職を目指す人が出てくる組織であるということは、組織にとって組織文化や風土を創りあげていく上でとても大切な人材であり、組織の発展に関わります。

 

業績向上につながる

職場のウェルビーイングが良好であれば、そこで働く従業員の仕事に対するモチベーションが変化します。仕事の効率が良くなったり、組織のコミュニケーションが円滑になったりと、間接的に動物病院での業績アップにつながります。動物病院の業績がが上がるということは、働く従業員への給与へも反映される好循環を生み出します。

このように、ウェルビーイングとビジネスの間には相関関係があるといわれているのです。

まとめ

動物病院で取り組むwell~being

従業員の健康と仕事・職場環境を整えることが、社員のモチベーションアップ、その結果組織力向上につながります。組織力がアップすれば、動物病院にに来院する動物や家族にも還元できるといった好循環を生みだせ、動物病院を取り巻くすべての人が幸せになる仕組みが作れるのではないでしょうか。

 

特に、動物病院では、精神的ストレスが多い業種でもあるため、組織としてwell~beingnに取り組むことがより一層求められると感じています。職場のウェルビーイングを整えることで、社員の仕事へのモチベーションがアップし、会社業績向上へとつながる可能性は、組織にとっては大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

 

現在、働き方改革の一環で日本では、2022年4月1日より「ハラスメント防止法」による対策の義務化がもとめられています。SMILEでは、動物病院の働き方支援としてハラスメント対策窓口の設置を行なっております。従業員の方へより働きやすい職場環境の整備のためにと、キャリア支援の一環で行なっております。興味のある方は、下記サイトから資料請求が可能です。

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