レジリエンスとは
About Resilie
『レジリエンス:resilience』とは、『挫折や苦境から回復する力』のことをいいます。しなやかな強さ、 精神的回復力、復元力とも訳されます。職場においては、時として起こる想定外の出来事に対して冷 静に対処することや、新しい環境や変化、多様な状況に対してしなやかに対応できる力のことをいい ます。レジリエンス力の高い人は、仕事上で困難なことや、今まで経験したことがないようなことを 任された時にもうまく乗り超えられるといわれています。『レジリエンス』とは、未経験の出来事や状 況に出会った時に生じる心身の影響に立ち向かう力なのです。このような力は、動物医療において動 物の命と向き合う人にとっては重要なスキルの一つです。
ダーウィンは、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない、唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」と述べました。
SMILEのレジリエンス・アプローチ
SMILE RESILIE
健康でいきいきとしていて、心身ともに健康な状態でいると、仕事上で困難なことや、今まで経験したことがないことを任せれたときにも、うまく乗り越えられます。このような状態に自分自身を保つことができる力を「レジリエンス」と呼びます。
動物業界でのキャリア支援を通して、動物の命と向き合う人々のストレスは多いと実感しました。仕事の大変さ、技術の研鑽、精神的なストレスとうまく付き合っていくためには、個人個人のメンタル面での強化をすることが、個人個人のWell-beingに繋がります。このメンタル面の強化をする一つの方法がレジリエンスです。レジリエンス力は、日々取り組むことによって後天的に獲得可能です。
SMILEでは、レジリエ研究所認定のレジリエ・コーチの資格を取得し、レジリエ研修を、組織・個人と共に提供します。
レジリエンス・プログラム
レジリエ研究所のレジリエンス・アプローチは企業で実績のある、イギリスのPositvelives社によるレジリエンス・プログラムです。このトレーニングは、ロンドン地下鉄の運転手のストレスが原因による休職日数の低下を目的に開発され、効果が実証されているプログラムです。。また当時欧米では、リーマンショック(2008年)の経験から、多くの企業が従業員にレジリエンス研修を提供し、病気にならずに不況を乗り越え、仕事上の変化を受け入れ、新しいことに挑戦する柔軟性を育成しました。2012年のロンドン・オリンピック・パラリンピックの成功のために関わった8000人のロンドン交通局の職員に対してもPositivelives社のレジリエンス研修が実施され、オリンピックの安全な運営に貢献したという実績があります。。
動物病院の方
社員への研修
これからは、どんな人もレジリエンス力をつけることが重要で、それは日々の努力で身に付き、いざというときに力を発揮することができます。レジリエンス力はAIなどの機械にはとってかわることができない、人間ならではのしなやなか心であり、心理的、内的スキルです。それこそ、動物病院で働く人に求められるスキルになります。ストレス対処は、ネガティブな状態を病気になる前のゼロの状態にもっていくためのものですが、レジリエンスは病気やストレス状態になる前に、 心身ともに鍛えて身につけておくスキルです。
健康経営とレジリエンス
個人の方
グループワークを通じた研修
VUCAの時代においては、一人ひとりがキャリア自律をすることが求められます。この変化の多い時代を、変化に対応しながら自分自身のキャリアを構築していくためには、レジリエンス力が求められます。
SMILEでは、グループワークを通じた研修を実施しています。
お知らせなどで、今後の研修日程をお知らせいたします。